今年は梅雨っぽさが長く続いている印象ですが、夏本番の幕開けもまもなくですね。
こう暑くなってくるとやはり外に出て身体を動かす機会なんてのはほぼ皆無…
なんて方も多いのではないのでしょうか?
そんなわけで今回のコラムは前回に引き続き【自宅でできる・やるべき運動】の後編を
お届けしていきます。
前回のコラムでは“運動”というよりも“行動”くらいの軽めのイメージのものを
お伝えしていきましたが、今回はしっかりめの“運動”をお届けしてみましょう。
1.個人的THE王道種目!! “スクワット”
過去のコラム【第78回 スクワットの持つポテンシャル】でも詳しく触れていますが
スクワット、ものすごい雑に言ってしまうと、しゃがんで上がる。
たったこれだけのことが実は身体にとっては大きな運動なのです。
スクワットの良い点は、ほとんどの方にとってはノーウエイト(重りなし)でも
充分に刺激になるところが挙げられます。
体力レベルにもよりますが、ある程度の回数(低体力者なら10〜20回程度)から
1日で数セットできると足腰強化・体力向上が望めると思います。
2.前回コラムで紹介したストレッチの進化系 “ヨガ”
ほぼ前回と同様のお話になってしまいますが…
やはりヨガの良さとして“どこでもできる”ってところが素晴らしいですね。
ロンリーヨガ(ひとりヨガ)で集中するもよし!
スマホやタブレットなどで動画サイトからヨガ動画を引っぱってきて観ながら
ヨガの雰囲気に浸るもよし!
ストレッチよりも没入感と集中力が高く保てるため、よりリラックス効果や
リフレッシュ効果を得られることでしょう。
3.ハードルは高いが効果は最強!? “HIIT”
“HIIT”って聞いたことありますか?
日本語読みすると“ヒート”と呼び“High Intensity Interval Training”の略称です。
直訳では“高強度間隔運動”となり、イメージしやすいのは短距離ダッシュとジョギングを
一定時間ごとに繰り返すような運動、というとわかりやすいかもしれません。
この“HIIT”の始まりは一説によると1970年代にイギリスのピーター・コーという
トレーニングコーチが、ドイツの陸上競技コーチやスウェーデンの生理学者の意見をもとに
編み出した『ピーター・コー メソッド』としてコー氏自身の息子のトレーニング法として
実施していたものが現代のHIITと理論的にはほぼ同一のものとも言われています。
2000年代に入ってから世界中に広まることとなりますが、その大きな要因はなんと
日本での研究で、ご存知の方もいるかもしれませんが『タバタ式』と呼ばれるモノです。
立命館大学の田畑泉教授がと提唱し、今では世界中で様々な研究や派生分析なども
繰り広げられ、効果の実証は間違いないトレーニング手法と言える代物です。
内容を解説すると、それだけでコラム一本分になってしまうくらいなので割愛しますが
是非少し調べてみたり、動画サイトなどで[HIIT]や[タバタ式]で見てみてください!
いや!! 見るだけじゃなくやってみてください!!(笑)
そんなわけで今回のコラムでは先月に引き続き、自宅でできる・やるべき運動、
それも今回はしっかりめのトレーニング感強めのものを解説してみました。
是非このクソ暑い夏時期は、どっこも出掛けない!ヒマ!ってなったらいろんなこと
試してみて、ちょっとでも身体にとって良い刺激を与えてあげてくださいね!