101.vs 五月病 必勝マニュアル
2024-05-10
カテゴリ:健康
皆様こんにちは、こんばんわ!
明楽フィットネスクラブの藤井です!
第101回のコラムテーマは【vs 五月病 必勝マニュアル】と題してお話したいと思います。
ゴールデンウィークも終わり、さすがに皆様もおやすみ気分は抜け切ったころでしょう。
さて今回は“五月病”について簡単な解説と、五月病に打ち勝つためのお話しをしていきます。
もしかしたら毎年のように五月病っぽいかもっていうアナタの特効薬になるかも、です!
さてまず五月病とはなにか、ということからお話ししていきます。
五月病とは「新しい環境に適用できずまたは適用しようとして生じる精神的な疲労からくる
精神的・身体的な症状の総称のことを指す」ということです。
日本では4月に環境が変化することが多く、そこでの環境適応に疲弊し、かつそのタイミングで
4月末から5月頭の連休がくることで疲労度が一気に精神・肉体へダメージが押し寄せ
休み明けに学校や職場への行く気が削がれてしまうというものです。
実は同様の症状は日本に限った話ではありません。
海外(特にヨーロッパ圏)では12月が長く休暇になるところがほとんどで、
ニューイヤーを迎えた後の1ヶ月で、長期休暇からの現実の変化に喰らってしまって
January blues(1月の憂鬱)になるそうです。
ここからはこの五月病に対する術をお話ししていきます。
1.食事で精神と肉体を一定に保つ
食生活は精神・肉体のどちらへの影響も大きいのはお分かりかと思います。
特に生活環境が変わる際には食生活も絶対的に変わってしまうモノです。
よくある傾向として忙しさで時間がないことから食事を抜いたり外食やファストフードに
頼りすぎてしまったりすることでそれまでの食生活から一気に悪化することが多いといいます。
まずは食事をする時間をなんとか確保する!
そしてせめて1日のうちの1食は、もしくは1にち通したトータルバランスとして
最低限の栄養バランスを考慮した食事ができるように心がけましょう。
2.睡眠はすべてのコントロールのスイッチ
睡眠はただの体力回復の行動ではありません。
ヒトの脳や神経、ホルモン分泌、もちろん筋肉等の体力的な部分も含め、
多くの機能は睡眠によって回復・リセットされていきます。
精神的・肉体的な疲弊をできるだけ軽くするために最も有効なのはなんといっても睡眠です。
体調を整えるにはイチにもニにも睡眠時間の確保が必要です!
そしてもうひとつのポイントは“一定に保つ”ことです。
多くの方は疲弊しているときほど睡眠時間を多くとろうとしすぎる傾向にあります。
仕事の日の睡眠時間が短く、休日になると何時間も睡眠に費やす。
この睡眠の取り方は実は自律神経が整わず回復力が落ちてしまいます。
休日でも大幅な睡眠量の変化は避け、最大でも1時間前後の差に留めておくといいでしょう。
3.アナタだけの“整う”を見つけよう
簡単に言うのであれば趣味に没頭したり、リフレッシュできるなにかをしたりして
精神的な疲労をとることで活力を得るのが効果的ってことですね。
コレの難しさは、いざ精神的・肉体的な疲労が進行している状況になってから探したり
新たに始めるというのが厳しいという点です。
過去にやっていたり、過去に経験した中で自分に合うリフレッシュ方法、つまりは
“整う”ものがあればそれを休日には試してみるのもオススメです。
というようないくつかの対策などお話ししていきましたが、いかがでしたでしょうか?
「いやいや、当たり前じゃね?」と思える方にとっては五月病なんて全然ヘッチャラですね!
忙殺されていたり、精神・肉体ともに疲弊しているときというのはそうした当たり前すら
当たり前でなくなってしまう現象に陥ってしまうこともあるものです。
そうなる前に、またはそうなりかけてると感じたときにこの“当たり前”をしっかりと
文字で見たり、実感することで踏みとどまれる可能性を高めておくのは意外と
重要なことかもしれない、と思うわけです。
それでは次回のコラムもお楽しみに!
Training Enriches Your Life♪
Written By MeirakuFitnessclub Fujii.